相談事例 Cases

  • そだてる

宮本機器開発(株)(産学連携スタート補助金)

補助金

産学官連携

2023.12.25

相談内容

医療用義肢装具はオーダーメイド品が大半を占めることから、製作に期間や経費を要するという課題を抱えています。 宮本機器開発(株)さまは、近年のデジタルエンジニアリング技術を活用した義肢装具の開発フロー構築による低コスト化、ひいては付加価値の創出を目指し、研究開発費用の確保に関して相談がありました。

くれ産業振興センターのサポート

当センターにある「産学連携スタート補助金」を活用し、研究開発を実施していただきました。

結果

呉高専さま、広島国際大学さま、呉労災病院さまと連携し、3D技術(スキャナー、3DCAD)を活用した義肢装具の開発フローを構築されました。さらに、各種理論を応用した設計及び材質の最適化手法の確立まで達成されました。現在、義肢装具の市場拡大に向け、広島国際大学さまとの連携を模索されています。

事業者情報

「誰でもものづくりで活躍できる環境を創造する」との理念のもと故郷の熊本県にて2014年に創業されました。2017年には法人化を果たし、2019年12月、ゆかりのある広島県でも事業展開を進めるため呉サポート・コアに入居されました。現在、呉市における従業員を倍増するなど、順調に事業を拡大されています。